病気を知らせる夜泣き

前述のように、夜泣きは病気ではありません。
しかし、赤ちゃんの泣いている理由が単なる夜泣きではなく、
カラダの不調を訴えるものである場合もあるので、注意が必要です。

 

たとえば、赤ちゃんが耳を押さえて泣いています。
しかしお母さんは、単なる夜泣きだと思って気にしませんでした。
それでも、あまりにも激しく泣き続けるので、念のために病院に連れて行ったら、
実は中耳炎だった、なんていうこともあるのです。

 

普段から夜泣きの多い赤ちゃんなら、なかなか区別はつきにくいでしょう。
しかし、あまりにも激しく、または長時間泣き続けるようなら、
体調不良を疑ってみてください
お母さんが、このことを常に念頭に置いているだけで、
処置が早く、大事に至らなかった、ということにつながるのですよ。

 

まずは赤ちゃんを裸にして、全身をチェックします。

 

おむつかぶれや湿疹、または虫刺されはありませんか?
赤ちゃんが、かゆがったり、痛がる様子はありませんか?
これらの場合は、皮膚のトラブルで泣いている場合があります。

 

股の付け根が腫れて、盛り上がっていませんか?
もしそうであれば、ヘルニアの可能性があります。

 

ここまでは見た目でわかる症状なので、お母さんもいち早く対処できますよね?
しかしもうひとつ、夜泣きと間違えやすい病気に、腸重積があります。

 

これは腸の一部が重なり合う腸の病気なので、一見しただけではわかりません。
生後3ヶ月〜1歳までの赤ちゃんにかかりやすい病気です。
しかも赤ちゃんの泣き方も、泣いて、泣きやんで、また5〜15分したら泣きだす、
といった、まさに夜泣きと区別のつかない泣き方なのです

 

この病気は、発症後24時間以内の浣腸で治すことができます。
しかしもし、そのまま気付かずに放置しておくと、
腸が2重3重にも重なり合って、その部分が壊死してしまう、
おう吐や血便が出る、といった症状を引き起こす怖い病気です。

 

一晩中、あまりにも規則正しい間隔で泣き続ける場合や、
お母さんがちょっとでもおかしいな、と思ったら、
早めに受診しましょう。

 

赤ちゃんは泣くことでしか、カラダの不調を訴えることができません。
お母さんが、赤ちゃんを守ってあげないといけないのですよ。
そのためにも、普段から注意深く赤ちゃんの様子を見守ることが大切ですよね。



 

 

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